2021/02/12
今回は第二種電気工事士の筆記試験についての記事になります。
使用したもの
テキスト
- 2020年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験 すぃ〜と合格
- 藤瀧和弘
- オーム社
- 定価:1900円
過去問題集
- 2020年版 第二種電気工事士筆記試験模範解答集
- 電気書院
- 定価:1200円
予想問題
- テキスト巻末に予想問題の無料申し込みがあり、そこでもらった
選定理由
テキストは評判のよかったものを店頭でいくつか手に取ってみて、見やすかったものを選びました。
予想問題はテキストについていた2019上期の過去問をやったところ、満足のいく点数が取れなかったため、試験に慣れるために、店頭で過去問題集を手に取ってみて、あまり大きさが小さくなく実際の試験のように解けそうなものを選びました。
後述しますが、どうせタブレットに読み込むので大きさは関係ありませんでした。
やったこと
テキストを自炊、読み込み
毎週1回の子供のスイミングの待ち時間にタブレットに取り込んだテキストを読み込みました。
該当部分の問題を行う
ある程度の区切りまでテキストを読んだら、テキスト後半の問題を行なって、分からなかったカ所はテキストの該当カ所で確認を行いました。
巻末の2019上期の過去問を行う
一通りテキストを読み終わり、後半の問題も全てこなしたところで、巻末の2019上期の過去問を行いました。
しかし、満足のいく点数ではなかったために、過去問題集を購入することにしました。
過去問題集を自炊
2回以上やるときのために、テキスト同様に自炊しタブレットに読み込みました。
過去問題集を直近のものから行う
どのくらいで慣れてくるのか分からなかったので、直近の問題から解き始めました。
時間を測定しながら行い、似たような問題から段々と問題の傾向が分かってきたり、間違えた問題はテキストを読んで覚え直したりしながら進め、最後はほぼ満点が取れるレベルまで仕上げました。
予想問題を行う
テキストの無料申し込みでもらった予想問題を行いました。これを制限時間内にほぼ満点で解くことができたので、自信を持って本番に臨みました。
当日
試験会場
筆記試験は10/4。
試験地は東京。
通常は展示会などを行う催事場での開催ということで、何度か足を運んだことのある会場でしたが、いざ机と椅子のみがコンクリート打ちっぱなしの会場内に並んでいる姿を見ると、寒々しい雰囲気でした。 普段の展示会でいかに会場内を装飾しているかが分かります。
会場は想像以上に人が多く、14ある部屋のどの部屋に入るかは入場の途中で渡された紙に記されています。
紙に書かれた番号を見るとざっと3000人がこの試験会場で受験するようです。
試験を受けている方はほとんどが男性で、女性はかなり少ないです。
年齢的には私のようなおじさんと学生のような若い方の2極化のような感じなので、年齢で浮くことはなさそうです。
試験開始後1時間で退出が可能になります。
この時間で問題を解くことは難しいのに、アナウンスを聞いて退出する人がそこそこいました。
記念受験者でしょうか。
満点を狙えるレベルまで仕上げていたので、試験当日は全く緊張しませんでした。
たまに回ってくる会社での朝礼当番では緊張するので、やはり事前の練習で自信をつけておくことが当日の過度な緊張を避けるためには大切なようです。
試験後
筆記試験翌日の10/5に回答が公表。
自己採点したところ、4問間違えだったので、ほぼ合格確定。
ギリギリの点数だと、技能試験の練習を開始するために合格発表を待つという可能性もあるので、安心して技能試験の練習に取り掛かれました。
11/20になると試験当日に配られる案内に記載のある検索用アドレスで合否確認ができます。
受験番号を打ち込むと、
「入力した受験番号は合格者一覧にあります」
というなんとも淡白な表示。
これで合格確定です。
その後、試験結果通知書と技能試験受験票が送られてきました。
受験する方へのアドバイス
最初は全然分からなくても諦めずに進めていく
最初から過去問題をやるなど、私と異なる勉強方法もあると思いますが、どちらにしても最初は中々問題が解けないと思います。
私は理系の学部を出ていますし、理科の電気は苦手ではありませんでしたが、最初は全く解けませんでした。
ただ、間違えた問題をテキストで読み直したり、何度も過去問を解いていくうちに段々と問題が解けるようになってきました。
過去問は必須
テキストの内容を理解したつもりでも、時間内に問題が解けるようになる訳ではありません。
また、過去問をやっていくと分かってきますが、類似の問題が出てくることや、毎回自分が間違える苦手分野があることが分かってきます。
そうなれば、その分野のテキストを集中して読み直すことで確実な点数アップと苦手分野を逆に得意分野にすることが可能になります。
筆記試験は余裕を持ってクリアできるようにする。
正式な合格発表は 11/20と試験から1カ月くらい後になります。
技能試験が12/12だったので、合格を確認してから技能試験対策を始めると、1カ月しか時間がとれません。
マークシートなのに何でこんなに遅いのか。
お役所仕事なのか。
自己採点でギリギリの点数だと、合格発表前に技能試験の練習を始めても、合格発表で不合格だった場合、技能試験は受験できずに再度次の筆記試験に向けての勉強をしなければいけません。
技能試験の練習時間も無駄になりますし、次回筆記試験までの勉強時間にもロスが生まれます。
また、正式な合格発表を待ってからの技能試験の練習では、技能試験まで1カ月しか時間が取れませんし、工具や練習材料などが売り切れてしまう可能性もあります。
筆記試験は自己採点で絶対合格、筆記試験受験後には速やかに技能試験に向けてのが練習ができるようなレベルで、筆記試験の勉強を進めましょう。
技能試験に向けてやったことは次回のブログで。